バンクーバーの一番人気は上村愛子選手

 バンクーバー五輪で女子フィギュアに次いで注目度が高いモーグルで4位だった上村愛子選手が記者の間でも一番人気だったという。

 現地を取材したという記者は「上村は律義で、どの記者にも分け隔てなく愛想がいい。バンクーバーでも、取材をしにきてくれた記者に対して、わざわざ来てくれたのにメダル獲得という結果を残せなかったことを、ずっと申し訳なさそうにしていました」と説明した。

 こうした対応をされると、記者も人の子。ついつい甘くなってしまうということはないわけではない。結果は4位にもかかわらずスポーツ紙では一面を飾り、しかも2面でサイド記事を展開するなど破格の扱いだった。これがもし、銅メダルでも取っていれば、大手の全国紙は号外、スポーツ紙なら一面、終面、二面あたりで大展開ということもあり得ただろう。

 上村選手の実力に異論はないが、美人で愛想が良ければ、やはり得なのか。

 一方で、日本のモーグル界でダントツの実績を誇る里谷多恵選手は、長野で金、ソルトレークで銅をそれぞれ獲得した第一人者。上村選手に比べると扱いは小さい。2005年に酒に酔って暴れるトラブルを起こしたことなどが影を落としているようだ。上村がベビーフェイスなら、里谷はヒールという感じか。

 仮に2人同時にメダルを獲得したとしても、上村選手の扱いの方が大きくなっていたのではないだろうか。やはり、取材を受ける側は、記者に愛想よくすることは基本なのだろう。

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