3D映画の「アバター」がアカデミー賞で、撮影賞など3つの賞を獲得したことを受けて、撮影協力したパナソニックの株価は8日、前日比36円高の1307と続伸した。
3D映画として世界中で興行収入は25億ドルを突破しているアバター。映像、音声ともに新技術が盛りだくさんのこの映画を機材の面から協力したパナソニックが受賞を受けては部下を伸ばした。
今年は多数のAV機器メーカーが、この市場に参入予定。パナソニックは米国を皮切りに、日本、欧州などで3D対応のプラズマテレビを発売していく。また、ソニーも米国で3D対応液晶テレビを発売。サムスン電子なども年内に市場投入を考えている。
アバターのアカデミー3部門受賞は、新たな消費喚起へとつながるかどうか。