著名投資家ジョージ・ソロス氏率いるソロス・ファンド・マネジメントが、金鉱会社ノバゴールド・リソーシーズ社から、新株発行の割り当てが提案されているという。
ノバゴールドは、普通株一株5.50ドルで1363万6364株発行し、7500万ドルを調達する意向。同社は、ヘッジファンド界の盟主ジョン・ポールソン氏率いるポールソン・アンド・カンパニーからも1億ドルの出資を受けている。
すでに、ポールソン氏は今年はノバゴールド以外にも南アフリカなどの金鉱メーカーにも投資しており、今年の投資テーマは金鉱株と、シティなどの金融株が標的となっているようだ。
また、ソロス氏も金のスパイダーETFへの投資を年末から倍増させるなど、今年に入り金投資を本格化させている。
現在は、1オンス1200ドル割れしているNY金相場。しかし、ヘッジファンド業界の新旧二大巨頭のこうした動きは、来るべき金の暴騰を予言するものなのだろうか?