ウォールストリートジャーナルなど海外メディアによると、故マイケル・ジャクソンさんの遺産管理財団と米ソニー・ミュージックエンタテインメントの間で、2億ドルから2億5000万ドル(約225億円)のレコーディング契約が交わされたことがわかった。
今回の契約内容は、今後7年にわたって、マイケル・ジャクソンさんの10のアルバムを制作するというもの。アルバムは過去の名曲と未発表曲を織り交ぜた内容になる。
1つのアルバムに何千万ドルもの値がつくことは、90年代後半のCD売上ピーク時にさえ珍しいことで、今回の契約は音楽業界史上最高額。マイケル・ジャクソンさんの楽曲の契約としても最高額のレコーディング契約となった。巨額の契約料は、遺産管理財団によってマイケルさんが生前につくった多額の負債の返済に充てられる。
昨年6月25日のマイケルさんの死以降、ソニーは全世界でマイケルさんのアルバムを約3100万枚売り上げている。