リゾートトラストは、箱根の宮ノ下に高級会員制リゾートホテル「エクシブ箱根離宮」を22日に開業すると発表した。エクシブとしては20施設目、「離宮」シリーズとしては第2弾となる。
同リゾートのコンセプトは、「離宮 ノーブル&ラグジュアリアス」。洗練されたモダンデザインに和の要素を加えた、自然と融合した高級リゾートとなっている。
館内には、日本料理レストラン、中国料理レストラン、イタリア料理レストランに加え、エクシブでは初となる炭火・鉄板焼レストラン、ガーデンテラスやラウンジ・バーの機能を備えたダイニング&ラウンジが入った。スパでは、箱根連山の大パノラマの中、自然の美しさを満喫しながら露天風呂を楽しむことができ、トリートメントサロンには箱根ならではの自然や健康美をテーマとしたオリジナルメニューも用意されている。
客室には、1部屋を14人で共有する従来のエクシブのタイムシェアを進化させたフロアシェア・システムを採用。予約の際に夫婦や友人、三世代での家族旅行など、利用人数や利用シーンに合わせ、「1ベッドルーム」、「2ベッドルーム」、「和モダンルーム」などから選択できる。客室には宮ノ下の眺望が最大限に楽しめる大きな窓が備えられ、またSタイプの客室には専用の天然温泉がある。
同施設の会員権は2007年1月に販売を開始し、全客室タイプS、SE、EC、CBのうち、すでにECタイプを除く会員権は完売。2009年12月末で累計販売契約高が411億円、販売進捗率80%と好評を得ている。