委任状争奪戦、スティールがサッポロに最後の攻撃

 投資ファンドのスティール・パートナーズは24日、サッポロの株主に対して、スティール側が推す取締役候補者の選任に賛成票を投じることなどを求めた要請を改めた行った。30日に開催の株主総会に向けて、最後の攻撃に出た。

 スティール側は「サッポロの株主の皆様は、本来、今より報われてしかる
べきなのです」などと呼びかけ、•2008年1月以降、株価は46%以上下落し、これはライバルのアサヒ、キリンよりも下落幅が大きいなどと指摘した。

 サッポロホールディングス側は今月に入り2度、自社サイトで株主にメッセージを送っている。

 今年も行われる両社の委任状争奪戦。スティールのサイトには、「委任状提出締切まであと○○日」とカウントダウンが明記され、日数の部分が赤字になっており、嫌が上にも戦いを盛り上げているかのようだ。

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