伊トリノで26日行われたフィギュアスケートの世界選手権で、ショートプログラム(SP)は注目の「ヨナ・真央」対決で、浅田真央選手が2位、キム・ヨナ選手にいたっては7位と出遅れた。この間隙を突いて長洲未来選手がトップに立った。
浅田選手はトリプルアクセルが回転不足、キム選手は滑り全体に迷いがあるようで、動きが止まったシーンも見られた。
そうした不振の女王2人をよそにトップに立ったのが、先のバンクーバー五輪では4位だった16歳の長洲未来選手。日本人の両親が米国ですし店を経営、自身は米国代表。浅田選手にとっては、4年後の最大のライバルになるとも言われ、キム選手以上に厄介な存在でもある。
だが、フリープログラムで、浅田選手が巻き返す余裕は十分ある。