エミレーツ航空の成田-ドバイ便が28日から運航を開始した。
成田-ドバイ便は就航初年の平均搭乗率が約80%に達すると見込まれており、成田からドバイ、ドバイから世界各地へ乗り継ぐ旅行者からの高い需要が期待されている。成田便では、ドバイでの乗り継ぎで渡航が便利になる中東近郊の都市や、アフリカ諸国、ヨーロッパ、南米・ブラジルへ向かう利用者が全体の約50%を占めると予想される。
日本からドバイまでは、約10時間の長距離フライト。成田便では就航を祝して考案された和食メニュー、日本人客室乗務員によるきめ細やかな機内サービス、邦画や日本語を含む1200チャンネル以上のプログラムが全席で楽しめるエミレーツ独自の機内エンターテイメントiceを提供する。
エミレーツは2002年に関西国際空港へ就航して以来、既に130万人を超える旅客と約6万トンの貨物を輸送。昨年1年間だけでも、約7万5千人が関東圏から同社の大阪-ドバイ便を利用している。