頭のよい子が育つ家【住まい編1】有名私立中合格200世帯を調査

頭のよい子は自分の部屋で勉強しない

 頭のよい子が育つ家とは“五感が満足できる空間を作る”、つまり親子のコミュニケーションを基にした『空間共有』。こう話すのは、首都圏有名私立中学に合格した200世帯以上を調査し、それに見合った住まい方を提案している「 space of five株式会社 」代表取締役の四十万靖さん。綿密な調査から割り出された、現代の子供たちに必要な学習環境とはどのようなものでしょうか。四十万さんにお話を聞きました。

 ◆四十万さんの話

 私には3人の子どもがいますが、彼らが中学受験のとき、自分の部屋で勉強しないことで妻によく怒られていました。しかし意外なことに、近所で受験したお子さんのお母さんたちから『うちも子ども部屋では勉強していなかった』という声をたくさん聞いたのです。

 今でも多くの大学生たちと空間とコミュニケーションの研究をしていますが、首都圏の有名私立中学に合格した子どもたちのいる約200世帯を対象に、間取りや家庭環境を調査したところ、 頭のよい子たちは自分の部屋ではなく、リビングや台所など家族と同じ空間で勉強している、ということが判明しました。

 つまり、頭のよい子が育つ家は親子のコミュニケーションがスムーズで、それは『空間共有』をしている結果だということがわかったのです。それらを基に本を書いたこところ、子育て中の多くのお母さんに興味を持っていただきました。

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