暴君ネロの黄金宮殿が一部崩落(ローマ)

 暴君として有名な皇帝ネロ(37~68年)が建てた、イタリア・ローマの黄金宮殿(ドムス・アウレア)の遺跡の一部が30日に崩落したと地元メディアが報じている。

 崩落したのはトラヤヌス・ギャラリーとして知られるアーチ状の天井約60平方メートルで、原因は最近の豪雨による浸食。崩落時には補修業者らが作業を行っていたが、この崩落による怪我人はなかった。さらに崩落が進む可能性があるため、近くのトンネルを含む周辺の遺跡は閉鎖された。

 黄金宮殿は西暦64年のローマ大火の後、皇帝ネロによって建設された。長い間立入禁止だったが、1999年に一般公開され、1日に約千人が訪れるローマの観光スポットになっている。浸水によって遺跡が崩壊する危険があったため2005年に一度閉鎖されたが、1年後に再び公開されている。トラヤヌス・ギャラリーは、ネロの後の皇帝トラヤヌスが建設した建物。

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