注目の第一生命が上場

 第一生命保険が1日、相互会社から株式会社に転換することになり、東京証券取引所一部に株式を上場する。1987年NTT以来の大型上場だけに、市場関係者から大きな注目を集めている。

 同社の800万人以上いる保険契約者の中の約130万人が株式を受け取ったとされており、株主数がNTTを上回り国内最大となることが予想される。

 その一方で、株式ではなく現金支給を選択した保険契約者もいる。現金の支給額は計約9000億円~1兆円にも上り、予期せぬボーナスとなり、主らぬ形で「定額給付金」が転がり込む個人にとっては、これが消費に向かうのではないか、との見方が出ている。こうしたことから、GDP押し上げ効果の期待も掛っている。

 さらには、これを契機に証券口座の開設、売買の活発化につなげたい市場関係者たち。だが、まずは上場時の時価総額が1兆5000億円規模に上る大量の売買注文を東証が無難に捌くことが前提となる。この日は、注文殺到による混乱を回避するために、第一生命株の初日の売買を1回で終える措置を取ることが決まっている。

CTA
よかったらシェアしてね!
目次
閉じる