相模原市が政令市に移行、戦後施行都市では初

 神奈川県相模原市は1日、全国で19番目となる政令指定都市に移行した。1954年市制施行の同市は、戦後新しくできた市としては初。

 同市の人口は71万人。政令市の人口要件80万人に満たないが、合併を行った場合に限り70万人以上になっている。相模原市は、県から保険福祉業務の一部や、国道と県道の管理などの権限委譲を受ける。また、区割りは南区、中央区、緑区となり、各区役所が設置された。

 将来的には、リニア中央新幹線の駅ができると見られており、今後の都市機能がさらに広がり、人口増加が期待できそうではある。その一方で、道路負担のための県債250億円分の肩代わり、米軍基地の全面返還など難問も残っている。

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