米タイム誌は毎年恒例のランキング「世界で最も影響力のある100人」を発表した。ヒーロー部門では、フィギュアスケートのキム・ヨナ選手が2位にランクインした。1位はビル・クリントン米元大統領で、大統領退任後の反貧困活動やハイチ地震復興支援活動が評価された。
同ランキングは200人のノミネートリストから、読者のオンライン投票によりベスト100を選出したもの。
キム・ヨナ選手は米国での注目度が高く、歌手のレディ・ガガさんに次いで2位にノミネートされていた。同誌は「キム・ヨナ選手はバンクーバーオリンピックで、韓国に初めて金メダルをもたらした。彼女の演技は新採点方式で高く評価され、オリンピックで世界最高得点を叩き出した。ゴルフ人気が高い韓国で、彼女の活躍がフィギュアブームを生み出した」と説明していた。
このほか、アーティスト部門1位は、奇抜なファッションセンスでも有名な米歌手レディ・ガガ。リーダー部門1位はブラジルのルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ大統領で、日本の鳩山首相は「事実上1党支配体制だった日本に、民主主義をもたらした」として6位に入った。