2010年、富裕層が新たなリゾート地としてもっとも注目しているのはインドだということが、ヴィルトゥオーソ・リュクス(Virtuoso Luxe)の調査で明らかになった。
高所得者層を対象とした、紹介制旅行エージェントネットワークである同社が、世界の加盟代理店にアンケートを実施。2010年の富裕層顧客の旅行トレンドを調査した。実際に訪れる予定地としてイタリアやオーストラリアの人気は根強いものの、これから訪れたい新たなリゾートして顧客が注目をしているのはインド、ベトナム、キューバだということが分かった。これにガラパゴス諸島、中国、チリと続く。
また、2009年に比べて今年のヴァカンスは長期化傾向にあり、顧客の71%が10日間以上のヴァカンスを計画。特に目立ったのがプライベートヴィラのレンタルへの注目度で、41%の代理店が予約増加を予測しているという。
未知なる国で異文化体験をしながら、プライベートな空間でリラックスした時間を過ごす―これが、2010年流のリッチなバカンスとなりそうだ。
◆もっとも訪れたい“新たなリゾート”ベスト5は
1位 インド
2位 ベトナム
3位 キューバ
4位 ガラパゴス諸島
5位 中国
6位 チリ
◆2010年、人気の海外旅行先ベスト5は
1位 イタリア
2位 メキシコ
3位 南アメリカ
4位 オーストラリア
5位 フランス
◆2010年、人気のアメリカ国内旅行先ベスト5は
1位 マウイ島
2位 アラスカ
4位 ニューヨークシティ
5位 ナパヴァレー
6位 ラスヴェガス
◆2010年、家族での旅行先ベスト5は
1位 イタリア
2位 メキシコ
3位 ハワイ
4位 オーランド
5位 オーストラリア/コスタリカ(同点)