100億円市場、DNA修復の秘密を発明者に直撃

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 日本に上陸して5年足らずで100億円市場となった機能性素材「AC-11」。DNAを修復しアンチエイジングに効果があるとされ、サプリメント「悠々美的(ゆうゆうびてき)」など多くが商品化されヒット商品が生まれている。AC―11開発の第一人者であるスウェーデンの ロナウド・W・ペロ博士(69)=LUND大学名誉教授(免疫学)=がこのたび来日。「YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア)」の取材に東京都内で応じ「人間はDNAを修復する力を高めれば老化を遅らせることができる」と話した。

 まずAC-11とは、南米アマゾンの先住民族が2000年以上も健康茶として飲んできたキャッツクロー樹木の樹皮から研究を重ねて抽出された特許成分。健康や美容に高い効果があると、ペロ博士の研究から判明した。

 -アンチエイジングにはなぜ、DNA修復が最も良いと考えたのですか
ペロ博士「わたしが医学生の頃に、分子レベルの研究をしていると、DNAというものが持つ自然の力に興味を持つようになりました。わたしは1976年に、DNA修復がアンチエイジング研究における重要な分子標的であるという研究報告を発表しました。そこで分かったことは、すべての病気の原因は遺伝子レベルのDNAの損傷にあるということでした」

 ―「AC-11」はどうやって生まれたのですか
 ペロ博士「南米奥地にあるキャッツクローが持つ自然の植物の力に興味を持ちました。ただ、そこから有効成分の抽出方法はアルコール抽出が欧州では常識とされていました。ここからが長い研究になりましたが、色々な方法を試してみて、水を使う方法であればCAEs(この成分を含むものがAC-11)という有効成分を抽出できることを発見しました。この方法がわかるまでに7年もかかりましたね」

 ―博士自身は試していますか
 ペロ博士「一定期間飲んで、また一定期間飲まないということをわたし自身は繰り返しています。研究中なので詳しくは申し上げられないのですが、今は飲んでいる期間なのでひじょうに体調も良いです。被験者に同じような問診をしたところ、1週間ほどAC-11を飲むと、『気分がいい』という人がほとんどです」


ペロ博士

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