ウクライナのニコライ・アザロフ首相は、6億万ドル(約540億円)の贅沢税を課す法案を議会に提出する方針を示した。
イタル・タス通信によると、地元TV局のインタビューに答えたもので、ニコライ首相は、高級車など様々な高級品目に約30に対して、この税金を新たに課すのだという。ニコライ首相は「もしもロールスロイスやマセラティに乗りたいのなら、5倍のお金を支払えばよいだけだ」と語った。
ウクライナは金融危機以前には、事業で成功した者や、外国資本などが入り不動産価格が跳ね上がって土地長者も多く誕生。高級車などの高級品の消費が伸びた背景がある。政府はこの新税制について、6月の施行を目指している。