12日の米NY株式相場は、ダウ工業株30種平均は、前週末終値比から8.62ドル高い1万1005.97ドルで引けた。終値ベースで1万1000ドルを上回ったのは、2008年9月以来、1年半年ぶり。
ユーロ圏16カ国がギリシャに対して3.8兆円規模の支援を行うことで合意したことが好感され、とりあえずの安心感が広がったことや、また各企業の決算の良好な見通しなどから、エネルギー、金融などが中心に買われた。
また、ハイテク株中心のナスダック総合指数も3営業日続伸し、同3.82ポイント高い2457.87で終了した。これは2008年6月以来の高い水準だった。