乗っ取り屋アイカーン氏にライオンが“噛みつく”

 米国の著名アクティビスト投資家カール・アイカーン氏が、カナダの映画製作会社ライオンズゲートに株式公開買い付け(TOB)を開始した件で、ライオンズ社は株主に対して、呼びかけに応じないように要請した。

 乗っ取り屋アイカーン氏が開戦を宣言した。すでに約20%の株式を保有するライオンズ社にTOBをかけた。ライオンズ社は5月4日に臨時株主総会を行う予定だが、何としても株主の了解を取り付けて守りたい考えだ。

 アイカーン氏は、メディア業界は市場の評価よりも低い価格にあると考えているようだ。そして、「乗っ取り」が成功したら、信用不安を取り除くために不採算のスタジオや、部門の売却などを持ちかけてくることが予想される。

 アイカーン氏は1株あたり6ドルでの買取を打診。資金は1300万ドル(約12億円)になる見込みだ。

 昨年あたりから、久々に存在感を示し始めた往年のスター投資家アイカーン氏。
今回の戦いの結末はどうなるのか。どこで手打ちとなるのか。市場関係者たちも密かに注目している。

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