イスラエルの宝くじ史上、最高額の当選者が13日に明らかになった。当選番号発表後、4カ月も経ってから2000万ドル(約18億6000万円)の当選に気付いたという。
地元メディアによると、当選したのは1組の夫婦。2人は顔や氏名がわからないように、マスクをつけて記者会見を開いた。男性は「この勝利は妻のおかげです」と話し、妻に宝くじをチェックするように言わなければ、宝くじの券を探すこともなく、当選に気付かなかったと語った。
宝くじを見つけると、2人は当選金額がどの程度大きいのかを確認するために、夜遅くに閉店間際の宝くじ売り場を訪れた。金額を調べた店員たちは、あまりの額の大きさに皆ショックを受けていたという。
男性は「この当選で、僕たちの人生が変わることはない」としながらも、「お金は重要であり、これで子供たちの将来に対して安心することができた」「僕の今の夢は天文学を勉強することさ」と語っている。