年収5000万円?をバラされた眞鍋かをりさん訴訟弁論

今後は泥沼化、長期化も

 芸能界では、昔から独立、移籍は基本的にタブー。それだけに、事務所側がどう出てくるのか注目された。動きは3月終わりにあった。事務所は、マスコミ各社に対して眞鍋かをりさんの給与の一部を実家の会社に業務委託料として支払わされていたということを公表したのだ。しかも、「不自然な金の流れだと認識していた」(事務所)として脱税疑惑まで浮上した。

 さらには、月給が420万円で、年収が約5000万円ということまでもが、白日のもとに晒されてしまった。

 あるマスコミ関係者も「働きづめで月給30万円などと言っていたので、みんなからは同情されていたのに、5000万円ももらっていて、脱税の疑惑まで出てくるとは」と、驚いていたくらいだ。

 高所得で“富裕層”の可能性が出てきた眞鍋さん、これまでは清楚で知的なイメージで人気があり多数のTV番組や、CMで起用されてきた。だが、少し違うイメージが付く。しかも、脱税疑惑という印象はタレント生命を脅かすほどのものになりかねない。

 今後、事実の正誤はともかく、次々と準備書面として提出される可能性があるため、そういう意味においても、せめて裁判資料くらいは閲覧制限を掛けておきたかった、というのは正直なところだろう。

 事務所側は、眞鍋さんが契約どおりに仕事を行わなかったなどとして、損害賠償を起こすことも検討している模様。準備書面の交換だけで終わった第2回目の口頭弁論。戦いは始まったばかりだが、泥沼化、あるいは長期化していくことが十分に予想される。

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