仏ラグジュアリーブランド・グループLVMH(モエ・ヘネシー・ルイヴィトン)は13日、1月-3月の第1四半期決算を発表し、売上高が前年比11%の増加を見せたことがわかった。予想を上回る上昇率で、近年縮小傾向にあると言われていたラグジュアリー産業が急速に回復しているとの期待が高まった。
LVMHの1月-3月の売上高は前年同時期に比べ11%上昇し、44億7200万ユーロ(約5688億円)だった。ルイ・ヴィトンなどの革製品やファッションは8%の伸びだったものの、昨年とは異なり、ワインや時計など多くの傘下企業が二桁の成長を報告。特に増益率が高かったのは時計とジュエリー、ワインの分野で、それぞれ34%と20%の上昇だった。