父親は不動産王ドナルド・トランプ氏、昨年結婚した夫はニューヨーク・オブザーバー紙のオーナーであるジャレッド・クシュナー氏。そして自身も実業家として大成功し、全くお金に困ることはないイヴァンカ・トランプさん(28)。働かなくても問題なくセレブライフを送ることができるのに、なぜビジネスで様々なことに挑戦し、第一線で活躍し続けているのか? 米芸能誌がイヴァンカさんに仕事観についてインタビューしている。
9日に米ニューヨークにオープンしたコンドミニアムホテル「トランプ・ソーホー」のレセプションに出席したイヴァンカさん。メディアの「(莫大な資産がすでにありますが)仕事上のモチベーションを支えているのは何ですか?」という問いに、イヴァンカさんは「それ(仕事への情熱)は生まれつきのものだと思うわ。でも人は生まれながらに何かに習熟していたり、生まれながらに車を運転できたりはしないですよね。そのような能力は明らかに成長するに連れて発展していくものだから」とし、一般的にはそれが普通だが、しかし自分は生まれつきビジネスに向いていたようだと語っている。
イヴァンカさんはさらに「私は今自分が好きなことができていて、熱烈な情熱を持って仕事に取り組んでいるわ」「人生の目的がないと言う人たちは、自分が成長できることを見つけて、毎朝それを実行するということができないのだと思う。私はそれを見つけて、実行してきた。それについては、私はとても幸運だと思うわ」と語った。
自分が好きなこと、成長できることを追求し続けることができたという「幸運」。それはドナルド氏譲りのビジネスの才ゆえなのか、はたまた家庭に金銭的余裕があったために可能だったことなのか? いずれにせよ、彼女が常にビジネスの第一線で活躍しているのは、お嬢様らしからぬ稀有なハングリー精神と並々ならぬ努力があったからだろう。