官能と憂鬱のフランス【4】Hotel Le Meurice  エレガンテ達のサロン

 オテルリッツから徒歩5分、ヴァンドーム広場をブチェラッティの方角へ抜けて行くと、リヴォリ通りがあります。テュイルリー宮の広大な公園が清々しい、大きな通りです。


 その通りの中程に、Le Meurice(ル ムーリス)はあります。日本ではあまりなじみがないですが、ルムーリスは、パラスホテルな上、世界に5軒しか存在しない、高級で個性的なホテルが加盟するドーチェスターコレクションの一つです。

 世界最古のパラスですが2000年にフィリップスタルクにより全面改装を終え、バスルームなどの設備は最新式です。小さな入り口の回転ドアをくぐると、そこはホントにパラス。ヨーロッパのパラスって天井が高くて、とても素敵にデコラディヴです。足下から天井まである大きな絵画は、ホテルからこれまた徒歩5分のルーヴルにわざわざ行かなくてもよさそうな雰囲気が漂っています。




 チェアもティーテーブルも抜群にオシャレなクラシカルモダンでまとめられていました。フロントからほど近いバーは、グランドピアノの脇にそって、スツールが置いてあり、ピアノをデスクにしてお酒が飲めるようになっていたり、まあ、その、あちらこちらにワクワクとウルウルが散らばっています。

 あくまで個人的感想ですが、スタルクが改装したとは思えないくらいクラシックな内装でした。スタルクといえば、バカラのゴブレットにカラーストーンをくっけたり、タランチュラみたいなレモン絞りなど、とにかく奇抜なイメージがあったので、ルムーリスも遊園地みたいになっているんじゃないかと思っていたのですが、ホテルの歴史に敬意を払ったのかスタルクらしさは殆ど見られませんでした。

 お部屋はとても広々としていて、アメニティは有名な話ですけど、ペンハリガンです。まあまあフランスになれてきた事もありまして、ルムーリスでは、あまりパリ市内を散策せず、お部屋でまったりと過ごしていました。



 朝食はコンチネンタルスタイルを頼みました。いただいた場所は、ミシュランでえ3つ星をとったばかりのダイニング、ルムーリスです。何もかもゴージャスで、特に壁の絵はダイナミックでとても美しかったです。オテルリッツに比べると、コンシェルジュやギャルソンもキビキビとしていて、日本で言えば帝国ホテルのような雰囲気でした。

 ちょうど、ホテルから歩いてすぐのところに、アンジェリーナの本店がありましたので、そこで買ったデセールもお写真を載せておきます。本店のモンブランは、日本のものよりも栗の風味が豊かで甘さも控えめでした。


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