美人女医が夜に集まる会合があるらしい

仕事、育児、ファッションの話から、社会貢献まで

 「どんなサービスをしたら患者さんの満足度を高められるの」
「先輩、仕事と育児ってどう両立しているんですか」
「患者さんのキャンセル防止はどうやっているのですか」

 2、3カ月に1度、東京都内の恵比寿、麻布十番、外苑前などで行われるEN女医会は、様々な女医が集まる。日ごろの人間関係を離れて、医局、年齢、肩書などの上下関係を抜きにして自由に会話を楽しむ。もちろん、みんな仕事熱心なので、ついついこうした仕事の話が出てしまうのだが、それだけではない。

 杉本会長は「この春に着たい服装や、お勧めのレストランについて聞いたり、今度、結婚記念日にイタリアに行こうと思っているんだけど、いい場所はあるかと相談したりしています。ここでは、上下関係やしがらみもなく、一個人として本音を話すことができるのが楽しいかと思います」とその様子を話す。

 また、会合を開き楽しく親睦を深めるだけにとどまらず、様々な活動を行っている。昨年はメンバーでお揃いのオリジナル白衣や、バッチを作ったり、また他にもフリーマーケットを開催してその収益金をユニセフや国境なき医師団に寄付をした。また個人として、カンボジアでの僻地歯科診療のボランティア、東京マラソンのドクターボランティアランナーをしている医師もいる。

 杉本会長は「確かに、美人女医さんが出演するテレビ番組で知り合った医師同士が親しくなったことから発足した会ですので、実際にきれいな方が多いです。ただ、容姿端麗であることが参加条件ということではなく、志をともにしていける方に参加していただけたらと考えています」と話した。

 今後の「事業計画」は様々な案を検討しているところだが、組織を拡大し、さらに活動の輪を広げていこうとしている。次回の開催は5月22日(詳細はHPで)。

1 2 3
よかったらシェアしてね!
目次
閉じる