スペインのプロサッカーチーム、レアル・マドリードが、FCバルセロナのFWリオネル・メッシ選手(23)の移籍金として、1億4000万ユーロ(約160億円)の資金を用意している、と英デイリー・ミラーが報じた。もしも移籍が実現すれば、史上最高金額となる。
これまでの移籍金の最高額はレアル・マドリードが、FWクリスチャーノ・ロナウド選手(25)を獲得するために、マンチェスター・ユナイテッドに支払った9600万ユーロ(約114億円)。それをはるかに上回る高額の移籍金となる。
高騰には当然ながら事情がある。メッシ選手は昨年9月に、バルセロナとの契約を2016年まで延長したからだ。世界中のチームが欲しがるスーパープレーヤーを獲得したくても、あと6年は手を出せないことになる。そのために、移籍金設定額は優に1億ユーロを越えるところまで高騰したということだ。
だが、実現性に関しては可能性は低いと見られている。報道によると、マドリーはバルセロナがオファーを受け入れると考えていないようで、マドリーがクラブの財政力を示したいだけ、としている。
リオネル・メッシ選手