ミシュランの一つ星。
この店は、ミシュラン東京の掲載を断った店の三軒の内の一つとのことです。
荻窪駅の近くの住宅街にある小さな店。
他のミシュランの店とは大分趣が異なります。
今回は二度目の訪問。
コースは3つ。一年中やっているスッポンのコースと1、2月だけのフグのコース。
そして4月から10月は懐石料理。
東京でスッポンと言えば、赤坂のさくまか荻窪の四つ葉かって感じだと理解しています。
料理の始まりいつも、女将さん手作りの梅酒から始まります。
(お酒自体が、日本酒の八海山とビールと梅酒しかありません)
この店の売りは、料理と女将と新ちゃん(板前さん)の講釈ですから是非この梅酒は飲んでみてください。
早速女将さんの講釈が始まります。
レミー・マルタンで作っているようです。
まず一品目はヒラメの刺身。
料理が運ばれてくればここからは料理の最後まで新ちゃんの講釈が続きます。
この次はすぐにスッポンが部位ごとに提供されます。
この後にもスッポンは続きます。
最後の雑炊は、一膳目は米の芯がわずかに残るアルデンテ、二膳目はしっかりとお米にスープがしみ込んだ状態、三膳目は、焦げていないのにおこげの味がする状態で提供される。
ただ、今回は二年前程の感動はなかった。
総評
3.5点(5点満点)
以前の印象では4.5点ぐらいのイメージでしたが。
今は店としての旬を過ぎてしまった感じがします。
天才料理人の新ちゃんと女将さんのコンビを見れるのはあと数年かもしれません。
さくまのスッポンは100年後も同じ味が食べれます。
四つ葉の味はもう少しかもしれません。行ったことがない人は早めに。