デンマークのコペンハーゲン地裁は先日、プロゴルフのソレン・ハンセン選手(36)が租税回避のためにコペンハーゲン市内に住みながらモナコに住んでいたとした罪で、110万ドル(約1億円)の罰金を課した。
AP通信によると、同地裁は、ハンセン選手は2002年から2006年の間実際にはコペンハーゲンに生活実態がありながら、租税回避のためにモナコに住んでいると虚偽申告していた、と認めた。
最高所得税率はデンマークが62%以上、モナコは租税回避地でもあり0%。タックスヘイブンに関しては各国の税務当局が目を光らせているだけに、なかなか隠し通すのは容易ではない。
ハンセン選手はゴルフのルールは守ることができたが、社会のルールを守ることができなかったようだ。