書籍、衣料、音楽はネットで買う時代
オンラインショッピングに関する国際調査によると、購入する物、購入態度、購入行動には共通する点と際だった違いの両面があることが分かった。
調査は、サーベイ・サンプリング・インターナショナル(SSI)が米国、ブラジル、中国、日本、オランダ5カ国の20歳から39歳までを対象に実施。ウェブ上では書籍、衣料、音楽が人気のある商品となっている。
中国、日本の回答者はそれぞれ70%、60%がインターネットで書籍を購入。ブラジルとオランダのほぼ半数はオンラインで書籍を購入。米国でも書籍は、オンラインで購入される人気商品で音楽に次いで2位で、42%がウェブで書籍を購入する。
調査元のアジア太平洋マネジングディレターのレネ・ボス氏は「オンライン購入で書籍が優勢なことは、ほとんどの国でサイト回答者からの回答に反映されている。アマゾン・ドットコム(Amazon.com)は日本、中国、米国と調査の対象となった5カ国中の3カ国でトップ3のショッピングサイトに入っており、この3カ国ではやすやすとトップの座を占めている。さらにアマゾンと同じように書籍、CD、DVDを扱うオンラインストアのbol.comは、オランダでトップとなっている」と語った。
書籍が人気だが、衣料もオンラインショッピングの大きな分野だ。中国では、衣料がウェブ購入で最も一般的だ。