書籍、音楽、衣料はネットで買う=EC調査

日米の違いは食品を買うかどうか

 中国の回答者の4分の3は、自分の衣服をオンラインで購入すると答えており、調査対象国で一番多い。オランダでは、約50%がネットで購入する商品としている。日本では、衣料もまた書籍に次いで2番目にオンライン分野で大きな部分を占め、ウェブで衣料を購入すると回答した人は45%にのぼる。米国でも、衣料はオンラインショッピングのトップ3に入る。

 音楽もまた重要なオンラインショッピング分野だ。音楽は米国でトップ(44%)、オランダで2位(36%)、日本で4位(38%)。中国とブラジルではそれほど優勢ではないが、約4分の1がオンラインで音楽を購入するとしている。

 調査対象国には、オンラインショッピングの好みで多くの共通点があるが、いくつかの大きな違いもある。

 例えば、中国と日本では約40%が日常の食料品をオンラインで購入すると回答。しかし米国(13%)、ブラジル(7%)、オランダ(4%)と少数派。際だった違いを見せている。また中国のほぼ半数、日本の3分の1の回答者が化粧品をオンラインで購入するとしている。しかし米国とブラジルではオンラインショッパーのわずか4分の1がオンラインで化粧品を買うと答えており、オランダではその数は9%である。

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