生後6カ月の子供に「善悪」の道徳観念があった

 生後6カ月の赤ちゃんに、「善悪」の道徳観念を持ち合わせていることが、エール大学の研究チームの研究結果によってわかった。

 研究したのは「赤ちゃんはどこまで人間なのか」などの著作があるエール大学のポール・ブルーム教授のチーム。実験方法は、人形を使ったストーリーを乳幼児に見せて、その物語の中には、良い行いをする人形と、悪い行いをする人形を登場させ、どちらを好むかを調べるというもの。

 ぬいぐるみの犬が箱のフタを開けようとしてうるがなかなか開けずにいる所へ、テディ・ベアがそれを助ける。またもう一方のパターンでは、逆に邪魔をした。

 この2つのストーリーを見せた後に、乳幼児を自由に遊ばせてみると、犬を助けた方のテディ・ベアで遊びたがる傾向が見られたのだという。

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