キム・ヨナ選手が商標権を取られる危機

 フィギュアスケート女王のキム・ヨナ選手(20)がピンチを迎えている。自らの母親パク・ミヒさんが社長を務める事務所ATSPORTS(オルデトスポーツ)の権利が、別の会社が先に特許出願したため、ブランドを使用できない可能性が出てきた。

 地元紙・財経日報の報道によると、アートエンターテイメント社が「オルデトスポーツ」を特許出願したことを24日明らかにした。アート社のファン・ジュソン代表は「(認められる)確率は99.9%」と話しているという。認められれば、ブランド名の所有者はファン氏となる。

 ちなみに、ファン氏はすでにキムヨナドットコム「www.gimyeona.com」というドメインを所有している。誰かが有名になると、周辺でおこぼれにあずかって儲けてやろうという人が出てくるものだが、ここにもいたようだ。

 韓国の商標登録では、特許庁に出願する順番が早い方に所有権が与えられるという早い者勝ちがルールとなっている。

 4月で以前のマネジメント会社と再契約せず、自身の会社を立ち上げたのは、取り分を多くするため。だが、また思わぬ形で横ヤリが入ってしまった。今後、事務所の名前を使った権利ビジネスで後手を踏んでしまったことになる。

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