頭のよい子が育つ本棚【1】

休日には子どもと一緒に書店にでかけよう

 子どもを本好きにさせるには、次の3つのポイントに集約されます。

●お父さん、お母さんが本を読もう!

●本を読んだら、思ったことを書いて、壁に貼ってみよう!

●家中のあちこちに本棚を置き、いろいろな本を家族で共有しよう!


「頭のよい子が育つ本棚」(四十万靖著)
 「まずは、子どもと一緒に本屋さんの書棚をめぐって、いろいろな本を眺めてみてください。知らない本が多くある大型書店は、大人でもワクワク、ドキドキする人が多いことでしょう。子どもと一緒に出かけて、そのワクワクを共有してみましょう。また、本屋では「点」でとらえるのではなく、書棚に一列に並んだ「線」、さらに書棚全体の「面」として眺めてみてください。そこには、自分でも考えなかったような、読書の面白さと可能性を発見できるかもしれません。インターネットで簡単に注文できる時代ですが、本屋さんならではの発見にあふれた体験は、家族のコミュニケーションとなるはずです」

 四十万靖(しじま・やすし)氏
 「住まい方」の提案企業、スペース・オブ・ファイブ株式会社代表取締役。慶應義塾大学経済学部卒業後、伊藤忠商事株式会社を経て2003年12月より現職。記憶に残る空間で人をもてなすという日本の古き良き住文化の継承をテーマに活動し、人気私立中学合格者の学習環境調査を実施。今必要な子供たちの学習環境をテーマにしたセミナー等を通じて、新しい住まいのあり方の普及に努める。著書に「頭のよい子が育つ家」(日経BP社)、「頭のよい子が育つ本棚」(学習研究社)、「頭のよい子の家にはなぜホワイトボードがあるのか」(主婦と生活社)、「頭のよい子が育つ食卓」(朝日新聞出版)など。大学生の息子2人と中学生の娘の父。

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