サウジ王子の妻が「運転したい」と反抗

 世界的な大富豪、投資家として有名なサウジアラビアのワリード・ビンタラール王子の妻、アミラ・タウィール妃がこのほど地元紙のインタビューで、同国で禁止されている女性の車の運転が解禁されれば、ぜひハンドルを握りたいと発言し物議をかもしている。

 共同通信によると、イスラム社会のサウジでは女性の運転は禁止。アミラ妃の発言は、イスラム社会全体の女性に対する規制に一石を投じた形となる。

 アミラ妃はアルワタン紙で「わたしは国際運転免許を持っているし、海外ではどこでも運転している」として「(雇った)運転手の隣に座るんじゃなくて、姉妹や友達を乗せて自分で運転したい」と話した。

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