米ジュエリーブランドのティファニーは27日、第1四半期(2~4月)の決算を発表し、売上高は前年同期比22%増の6億3360万ドル、純利益は2倍以上となる同135%増の6440万ドルとなった。
景気回復にともなう消費増で、富裕層、さらには中間層も消費に回り始め、アジアや欧州の販売増加が大きく寄与した格好だ。また、インターネットによるカタログ販売でも20%以上の伸びを示しており、オンラインでの販売も決算を押し上げたようだ。
マイケル・コワルスキ最高経営責任者(CEO)は「我々が継続的に続けている改善の成果だ」としている。
同社は2011年1月期の1株利益予測を2.45~2.50ドルから2.55~2.60ドルに引き上げている。