5月米雇用統計は就業43万人増、失業率9.7%

 米労働省が4日に発表した5月の米雇用統計は、非農業部門の就業者数(速報値、季節調整済み)は前月比43万1000人増となった。失業率は9.7%で、前月よりも0.2ポイント改善した。

 事前の雇用統計の市場予想は、非農業部門雇用者数が前月比53万6000人増(前月は29万人増)。失業率は9.8%となっていた。またゴールドマン・サックスの予想は前月比60万人増という超強気の予想も出ていた。今回は事前の市場予想は下回ったものの、高水準だった。国勢調査の臨時職員を雇用したことも増えたことが要因。

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