南アフリカ大統領の第2夫人、ボディーガードと不倫で妊娠

 一夫多妻主義者として有名な南アフリカのジェイコブ・ズマ大統領(68)の第2夫人が、彼女のボディーガードと不倫をし、妊娠したと現地メディアが一斉に報じた。ズマ大統領は第1夫人と訪問していたインドから緊急帰国したという。

 報道によると、第2夫人のノンプメレロ・ントゥリさんがボディーガードのフィンダ・トモ氏と不倫し、夫人は妊娠。妊娠発覚後、トモ氏は自殺した。親族の手紙から、今回のスキャンダルが発覚したという。

 政府はこの事態に「今回の報道は大統領とその家族のプライバシーを侵害するものであり、組織的な中傷キャンペーンの一部だ。報道は噂に過ぎない」と、スキャンダルを否定する声明を発表。混乱する国内メディアを沈静化させようとしている。ズマ大統領は6日、家族会議を開き、今後の対応を協議したという。

 ズマ大統領は現在3人の妻がおり、第4夫人と婚約中で、認知した子供は20人。これまでに5回結婚しているが、うち1人は自殺、1人とは1998年に離婚している。98年に離婚した妻はヌコサザナ・ドラミニ・ズマさんで、現在内相として政権に参画している。

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