景気の「谷」は2009年3月だった(内閣府)

 内閣府の景気動向指数研究会は7日、会合を開き、2007年11月からの景気後退は
2009年3月を景気の「谷」にあたると決定した。

 研究会によると、2009年春ごろには、アジア向けを中心とした輸出が回復。電気、機械など生産が上向きに。エコポイントなどによって個人消費に持ち直しの動きが見られるようになった。

 一方、設備投資は、2009年末からようやく下げ止まりの動きがみられるようになった。また、失業率は2009年春以降、急速に悪化。秋以降、反転したものの、依然として厳しく、このところようやく持ち直しの動きがみられるようになった。

 今回の景気後退の特徴は、リーマン・ショック以降の後退が早く、また、景気回復は反転した幅が過去に比べて大きいという。

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