年収5000万円?をバラされた眞鍋かをりさん訴訟【2】

眞鍋さんに同情はするが…


眞鍋かをりさんのブログより
 事務所サイドの反訴する主張としては、「契約違反だけにとどまらず業界全体への背信行為」であるとしている。これは契約上だけの問題ではなく、「義理人情」を最も大切にする芸能界への裏切りだとしており、両者の根の深さがうかがうことができる。

 だが、もしも今回の裁判で眞鍋さんの契約が無効である、と認められれば、理由があればタレント側から契約を無効とできる前例ともなる。

 例えば、沢尻エリカさんが表だって仕事をやりにくい状況にあるのは、スペインの事務所との契約があるからと言われる。今後の所属先になると報道されるエイベックスエンタテイメントも、すぐに正式契約というわけにいかず、宙ぶらりんな状態だ。

 眞鍋さんの主張が認められて判例となれば、今後は沢尻さんのような件にも影響を及ぼすようになる。

 アヴィラは元々は、芸能マスコミとはあまりフレンドリーな関係ではないことで知られる。また、同じ業界でも、評判はそれほど良いわけでもない。ある芸能プロ幹部は「事務所側に勝ってもらわないと後々が面倒だけど、眞鍋さんに同情したい気持ちもありますね」と、ある芸能プロ幹部。事務所を応援しつつ、タレントに同情するという複雑な裁判でもある。

 次回の口頭弁論は7月に行われる。
第2回口頭弁論の模様

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