頭のよい子が育つ家【住まい編8】

コンセプト1 母親の生活動線を重視


子供が小窓から夕食をオーダー
「頭のよい子が育つ家」の家づくりで最も重視したのが、動線計画だったそうです。この家では、お母さんがどこにいるのかを常に考えて設計されています。

 家の中で母親の生活動線というのはどこの家庭でもあるものです。四十万さんの調査により、頭のよい子は、そういったお母さんの生活動線にクロスするところにいました。中心となるキッチンやリビング、洗濯物を干す、ゴミ出し、お風呂の掃除、冷蔵庫に食材を取りに行くなど、そういった母親の生活動線に、子どもの居場所が作れるようなスペースがこの家にはたくさんあります。

 階段も家族の目の届くリビングを通る場所に設置し、玄関から子ども部屋に直行できない作りになっています。「ただいま」の一言から、親子の会話が弾むこともありそうです。

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