ジャスダック上場の不動産デベロッパー「東祥」(本社・愛知県)は16日、有価証券報告書を公表し、2010年3月期の役員報酬として沓名俊裕社長に1億3581万円を支給したことがわかった。
報告書によると、内訳は基本報酬1億1070万円、役員退職慰労引当金2511万円となっている。
上場企業は今期から1億円以上の報酬がある役員は氏名と金額を個別開示することが義務付けられている。これまでには、資生堂が報告書を提出前に、株主総会の招集通知に公表しており、株主に意見を問うことにしている。
東祥は、報告書ベースでは初めての企業とみられる。