マレーシアのネイチャーリゾート、子供と大人の楽しみ方

 ウミガメが産卵に来るビーチや、自然そのままのジャングルに囲まれたクラブメッド・チェラティンビーチ。今回は子供が自然の中で学べるエコ・プログラムと、大人のリゾートでの楽しみ方をご紹介したいと思います。

 ここクラブメッド・チェラティンビーチでは、2歳・3歳はプティクラブ、4歳から10歳はミニクラブ、そして11歳から17歳はパスワールドと年齢を分けて、子供たちが楽しめるキッズクラブを運営しており、これも旅行代金の中に入っています(プティクラブのみ追加代金が必要)。ミニクラブは、昨年4月に改装されたばかりで、自然をテーマに海や森を思わせるとてもかわいいデザインです。


海のイメージでかわいい室内のミニクラブ

クールな雰囲気のパスワールドの室内

 ミニクラブでは「Rainforest Treasures(レインフォレストの宝物)」という日本語など数カ国語に訳された絵本が配られます。本の巻末に5つのエコ・テーマ(植物・水循環・廃棄物・エネルギー・野生動物)の問題があって、G.O(ジーオーと呼ばれるスタッフ)と一緒にリゾート内を探検しながらその答えを探します。動物の足跡やレインフォレストの植物を当てるといった問題から、「雨はどこに行くか?」といった少し小さな子供には難しいかなと思われる問題もありますが、子供たちは実に真剣そのもの。G.Oが実際に森の中で、分かりやすく回答を導き出してくれます。

散歩をしながら、途中でエコ・テーマを学んでいく

 幼稚園教諭などの資格のある日本人のG.Oもいますし、国や言葉が違っても子供はすぐ友達になれるものなので、一緒にキッズクラブで過ごさせるのも国際的な環境に馴染む一歩としてはいいところだと思います。これは、さまざまな国からのゲストを迎えるクラブメッドで過ごす一つのメリットだといえます。

 さて、一方の大人も、自然林やビーチで、大人のアドベンチャーが経験できます。前回紹介した険しい自然林に分け入って行く「シャングルウォーク」のほか、これも自然の崖を生かした「ウォールクライミング」。安全のためにハーネスをつけて、G.Oがロープを引っ張りながら、登っていくコツを指導してくれます。崖の高さはざっと7メートルはあるでしょうか。トレーニング用のものを登るのと違って、自然の崖を上までよじ登って行くというのは達成感もひとしおです。


まさに崖登りといった感じのウォールクライミング

 最後に、日が落ちた後、今回は60周年の記念パーティもあって「ブルー・ムーン」という幻想的なショーが披露されました。シルク・ド・ソレイユを思わせるような見事なパフォーマンスが、プール周りで展開されて、その美しさに酔いました。

プールの上での幻想的なパフォーマンス

 レギュラーのプログラムである「キング・オブ・ポップ」はもちろんマイケル・ジャクソンがテーマ。これは、クラブメッドのほかのリゾートでも上演されるポピュラーなものですが、チェラティンビーチのマイケルはムーンウォークも軽く、とても芸達者。いつのまにか舞台とお客が一帯になったようなノリを感じさせる見事なショーです。

マイケルにはガードマンたちまで!

 ショーの前後は、私はもちろんカクテルで一杯。ラムをオレンジやパイナップルジュースなどで割ったオリジナルカクテルのベビーモンキーが、トロピカルなリゾートにぴったりでおススメ。ドレスコードに合わせて、ちょっとおめかしして、大人の会話を楽しむもよし、ショーが終わったG.Oたちと一緒に踊るもよし。気ままに過ごせるのとその相手に困らないのも、クラブメッドの楽しいところです。(クラブメッド:www.clubmed.co.jp)

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