世界の家計の金融資産は、2009年末時点で前年同期比で11.5%増の111.5兆ドル(約1京200兆円)となったことがわかった。
コンサルティング大手のBCG(ボストンコンサルティンググループ)の発表した調査によると、アジアの金融資産が最も大きく寄与しており、22%増の17.1兆ドルとなった。北米は15%増の35.1兆ドル。欧州は、8%増の37.1兆ドル、日本は3%増の14.9兆ドルだった。
富裕層世帯の多さでは、米国471万世帯が最多。次いで日本123万世帯、中国67万世帯、英国48万世帯、ドイツ43万世帯と続いている。
この調査の資産には、現金、株、債券が対象で、不動産は含まれていない。