上海に2軒目のリッツ・カールトンがオープン

 中国・上海に21日、上海で2軒目となるリッツ・カールトン・ホテル「The Ritz-Carlton Shanghai, Pudong」がオープンした。中国では7軒目のリッツ・カールトン・ホテルとなる。

 国際金融センター・サウスタワーの最上階から18階分を占拠し、総客室数は285室。リッツ・カールトン・スイートは50平米から400平米の広さがあり、1930年代上海のアール・デコ様式を取り入れたインテリアになっている。ホテルのデザインはアルゼンチンの建築家シーザー・ペリ氏、英インテリアデザイナーのリチャード・ファーネル氏が手がけた。

 58階に位置するルーフトップ・レストランからは、屋内・屋外どこからでも上海の街が一望できる。店内デザインは、ハイアットグループやシャングリラグループなど数々の海外有名ホテルのデザインを手がける日本のインテリアデザイン会社、スーパーポテトの杉本貴志氏が手がけた。

 上海は近年世界的ホテルグループの進出が続き、高級ホテル間の競争が激化している。今年4月には「インターコンチネンタル浦東」がオープン、9月1日にはゴシック建築で有名な5つ星ホテル「フェアモント・ピース・ホテル(旧 和平飯店)」が上海万博に合わせ、3年の改装期間を経てリニューアルオープンする。またドバイを拠点とするジュメイラ・グループも2012年に上海進出を予定している。

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