国家I種試験合格者、女性の割合は過去最高

 人事院は22日、2010年度国家公務員I種試験の合格者を発表し、合格は1314人(前年度比180人減)、競争率20.5倍(同14.9倍)だったことがわかった。

 合格者内訳では、女性が272人で全体に占める割合は20.7%で過去最高。行政、法律、経済の3区分では、女性の合格者数は159人(同179人)、合格者に占める割合は22.4%(同23.7%)で、過去3番目に高い割合となった。

学歴別の合格者数は、大学院559人(42.5%)、大学卒127人(9.7 %)、大学卒見こみ・在学・中退622人(47.3%)、その他6人(0.5%)となった。

 うち、法科大学院の合格者数は92人で前年度より21人増加し、過去最高となった。また、公共政策大学院の合格者数も54人で6人増加した。

 出身学校別の合格者数は、国立大1018人(77.5%)、公立大25人(1.9%)、私立大265人(20.2%)、その他短大・高専・外国の大学等6人(0.5%)となった。合格者の出身学校数は93校だった。ちなみに、10人以上の合格者を出した大学は22校。

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