6月、緑の大地が大海原のごとく広がるスコットランドに取材で行って、その美しさにすっかり魅了されました。ウィスキー蒸留所や古城の数々などスコットランドの魅力については後日あらためてレポートします。今回、現地に赴くのに利用したのはブリティッシュ・エアウェイズ(以下BAと略)。行き帰りで多少異なりますが、飛行時間が約12時間ものフライトには、やはりビジネス・クラスが圧倒的に楽ということで、BAの「クラブ・ワールド」と呼ばれるビジネス・クラスで飛んで、快適なフライトを楽しみました。
そして、戻ってきたらBAよりビッグな「クラブ・ワールド」対象キャンペーンのお知らせが!それは2010年6月14日~9月30日の間に、BAのマイレージプログラム「エグゼクティブ・クラブ」のメンバーが、成田-ロンドン・ヒースロー間をクラブ・ワールドで往復利用すれば、通常の獲得マイルに加え50,000マイルをプレゼントするというもの。
これは、実施期間も長く、通常クラブ・ワールドの同区間利用で獲得できる18,666マイルに加え50,000のボーナスマイルが加算され、一回の成田-ロンドン往復で合計68,666マイルが獲得できるというリワードの大きいキャンペーンです。このマイルは、BAの加入するアライアンスであるoneworldのパートナー航空会社の東京-アジア間各都市の特典フライト交換にも利用できます。
これが、どれくらいの価値かというと:東京から香港、シンガポール、タイ、中国、韓国、インドを含むほぼ全てのアジア就航都市へは40,000マイル、オーストラリアや一部の北米就航都市へは50,000マイルから、特典フライトに引き換えできるそう。もちろん、アップグレードや15,000マイルからで日本国内特典フライトに引き換えなどもできます。「ロンドン-ヒースローまで快適に飛んで、次はインドにタダで飛ぶ分、贅沢にマハーラージャの宮殿ホテル、タージ・レイク・パレスホテルに泊まるというのもいいかも…」などと夢がふくらんでしまいます。キャンペーンについて詳しくはBAのホームページ(ba.com/japan )を参照してください。
私もロンドンまでのフライトに利用した、このBAのクラブ・ワールドですが、座席はアームチェアスタイルのフルフラット・シート。つまり、読書や映画などを見るときはリクライニングでフットスツールに足を置いてゆったりと寛ぎ、就寝時にはフルフラットで熟睡といった使い心地なのでした。仕切りでプライベートな空間にもなるので、もちろん座席を起こして、パソコンに向かってお仕事という方もおられました。シートピッチも約185cmあって、とてもゆとりがあり、さすが“空のラウンジ”です。
もう一点、素晴らしかったのはロンドン・ヒースローのクラブラウンジ。フリー・インターネット、ワインやビールなどのドリンクサービス、スープやサンドイッチはじめ子供向けにパスタなども揃うスナック。そして、特筆はエレミスElemisのトラベル・スパ。BA専用のターミナル5・サウスラウンジにあります。アロマの香りに囲まれて、足もみが絶妙のマッサージチェアでの15分間は至福の時間でした。クラブ・ワールドの乗客であれば、利用時間や混雑状況などで制限がなければ、スパを含むこれらのクラブラウンジも利用できます。
7月のロンドンは、あちこちの庭園の花が美しく、27日からは恒例のバッキンガム宮殿の夏季一般公開もあります。ポンドが安くなってお得感もあるイギリス旅行。まずはロンドンへ行って、次の旅行も一気に獲得!