コンセプト5 親父の背中を見せる
「コミュニケーション・トライアングルは空間だけでなくて、お父さん、お母さん、子どもの関係にも当てはまります。お子さんとお母さんの関係はどうしても密になるものですが、それに対してお父さんとも同じ関係を持つことは、子どもにとって逃げ道がなくなるので、決していいことではないと思うんですね。お父さんはお子さんから見るとあこがれの存在、ヒーローでなければならない。都市圏だと、客間のようなハレの間を大きく取ることはなかなか難しいので、小さい空間ですがハレの間を設けて、お父さんの背中を見せてあげようということです」(四十万さん)
小さな空間ですが、隠れ処的な雰囲気もあり、親子で楽しめる秘密のスペースになりそうです。