双葉電子細矢氏、報酬日本人トップの5.1億円

 電子部品メーカーの双葉電子工業(本社・千葉県)が29日に開示した2010年3月期の役員報酬で、細矢礼二前会長の役員報酬が5億1700万円となり、日本人経営者ではトップとなった。

 有価証券報告書によると、細矢氏の報酬内訳は、基本報酬1700万円、創業者功労金5億円で、合わせて5億1700万円となっている。

 細谷氏は、1924年(大正13年)、旧樺太生まれ。後の日立製作所の茂原工場で働き、創業者の一人である故・衞藤五郎氏と出会い、1948年に双葉電子工業を設立した。1987年に社長、96年には会長に就任した。今年4月に退任し最高顧問に就任していた。

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