円相場が1ドル87円台に突入

 2日の東京外国為替市場の円相場は、資産の回避先として円買いの傾向が強まっていることもあり、午前9時現在では1ドル=87円台後半で推移している。

 欧州経済の信用不安、さらには米国の経済指標が軒並み悪化する中で、先行きに不安が高まり、海外市場では円買い傾向が続いている。前日1日の午後は88円だったが、さらに円高が進んでいる。

 また、2日の東京株式市場の日経平均株価は、前日比42.96円高の9234.56円で寄り付いた。米国株式相場は続落し、ダウ工業株30種平均は41.49ドル安の9732.53ドルだった。2日夜は6月の米雇用統計が発表される。

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