エステの大御所が乗り込んだ
実は、あの「たかの友梨」が運営母体になったのである。「たかの友梨」といえば、沢尻エリカの復帰プロジェクトの中心ともなった、エステティック業界のドン。オープン当初こそ予約が殺到したものの、徐々に経営が悪化してきたアルマーニスパを、これまでもエステの救済を得意としてきた「たかの友梨」が建て直しにきた、というのが業界内での噂である。
そういうわけで、現在のメニュー構成は、アルマーニスパ独自のメニュー(180分 65000~50分 17000)と、「たかの友梨」開発メニュー(90分 ¥3,2000~60分19000)の2タイプに分かれるという、ややこしいシステムに。後者を選ぶと、トリートメントルームがどうやらアルマーニ自慢のスパルームではないらしい。そう聞いて予約したのは、前者の「アルマーニ フェイスセレモニー(90分 32,000)」。なんといってもハード面はアルマーニ氏こだわりのまま。大きな期待をもって、銀座タワーを5階へと上っていく。
通された待合室のソファなどはアルマーニ・カーサのもので、ブラックとゴールドを貴重としたプライベート空間は、さすがアルマーニといった感がある。まずはウェルカムドリンクとコンサルテーション、という普通の流れ。ただ、担当セラピストが目を見開いて顔を「ガン見」し続けるので、居心地が悪いこと!肌状態などを見極めているのだろうけど、ジロジロじゃなくさりげなく見てよね…と内心つぶやく。
壁かと見紛うような自動ドアがすっと開き、いよいよ至福のスパルームへ。しかし、ここでも“?”が出現。クオリティスパにあるまじき行為とは?