米プレイボーイ誌に創業者とライバル社が買収提案

 米国の人気男性誌「プレイボーイ」の発行元のプレイボーイ・エンタープライゼズは12日、創業者のヒュー・ヘフナー氏から買収提案があったと発表した。これまでにも何度も出てきては消えた老舗男性誌の買収の噂話に終止符を打つことができるかどうか?

 米経済誌フォーブスなどによると、プレイボーイ社の大株主でもある創業者ヘフナー氏は投資ファンドと合同で、前週末終値1株当たり3.94ドル同社株を5.5ドルですべて買い取り、非上場会社化する計画だという。時価総額を約1億8500万ドル(約160億円)になる。

 その一方で、ライバル誌「ペントハウス」の発行元「フレンドファインダー・ネットワークス」社も、プレイボーイ社に買収提案を行うことが判明した。詳細は明らかではないが、

 ヘフナー氏は1953年に同誌を創刊し男性誌でナンバー1の地位を確立した。現在は経営の第一線からは身を引き、実娘のクリスティー・ヘフナー氏が引き継いでいる。ヘフナー氏は84歳となった現在でも、正妻、さらにはプレイメイトやモデルたちとともに暮らすというプレイボーイな? ライフスタイルを貫いている。

 ただ、昨年あたりからヴァージングループなど複数社からの買収要請があったと見られており、ヘフナー氏からすれば、この状況は見過ごすことはできなかったようだ。


ヒュー・ヘフナー氏(中)

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